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[ti:カルマの坂][ar:ポルノグラフィティ]
[al:WORLDILLIA]
[offset:500]
[00:00.00]ポルノグラフィティ - カルマの坂
[00:18.78]作詞:新藤晴一
[00:20.78]作曲:ak.homma
[00:22.78]編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ
[00:24.78]制作:一般人
[00:26.78]
[00:28.78]ある時代ある場所、乱れた世の片隅
[00:38.94]少年は生きるため、盗みを覚えていった。
[00:49.22]醜く太った大人達などには
[00:54.04]決して追いつけはしない風のように
[00:59.75]今、空腹を満たすのがすべて
[01:04.29]是も非も超え、ただ走る。
[01:10.22]清らかな、その心は
[01:15.28]穢れもせず罪を重ねる。
[01:20.59]天国も地獄さえも、
[01:25.04]ここよりマシなら喜んで行こう。
[01:31.00]「人は皆平等などと、
[01:35.62]どこのペテン師のセリフだか知らないけど」
[01:44.43]
[01:44.77]パンを抱いて逃げる途中、
[01:49.52]すれ違う行列の中の
[01:54.94]美しい少女に目を奪われ立ちつくす。
[02:05.14]遠い町から売られてきたのだろう。
[02:09.88]うつむいているその瞳には涙が。
[02:15.73]金持ちの家を見とどけたあと
[02:20.26]叫びながら、ただ走る。
[02:26.06]清らかな、その身体に
[02:31.26]穢れた手が触れているのか。
[02:36.42]少年に力はなく、
[02:41.06]少女には思想を与えられず。
[02:46.92]「神様がいるとしたら、
[02:51.89]なぜ僕らだけ愛してくれないのか」
[02:59.61]
[03:00.45]夕暮れを待って剣を盗んだ。
[03:05.56]重たい剣を引きずる姿は、
[03:10.97]風と呼ぶには悲しすぎよう
[03:15.89]カルマの坂を登る。
[03:21.75]
[03:41.95]怒りと憎しみの切っ先をはらい、
[03:46.55]血で濡らし辿り着いた少女はもう、
[03:52.42]こわされた魂で微笑んだ。
[03:56.95]最後の一振りを少女に。
[04:02.92]泣くことも忘れてた。
[04:07.99]空腹を思い出してた。
[04:13.22]痛みなら少年も
[04:17.90]ありのままを確かに感じてる
[04:23.73]――お話は、ここで終わり。
[04:28.63]ある時代のある場所の物語――
[04:37.14]
[04:42.38]
[04:47.55]制作:一般人
[04:58.65]
[05:06.61]おわり